5月11日は、“レゲエの神様”ボブ・マーリーの命日です。
関係者も唸る、ボブ役/キングズリー・ベン=アディルのパフォーマンスが胸を打つ、感動の再現度を垣間見る歌唱シーンの一部を公開しました!
解禁されたのは、米タイム誌により「20世紀最高の音楽アルバム (the best music album of the 20th century)」に選ばれた伝説のアルバムの表題曲である「エクソダス」の歌唱シーンです。リラックスした雰囲気の中、ボブ・マーリー(キングズリー・ベン=アディル)がザ・ウェイラーズのメンバーと共にレゲエミュージックを奏でる一幕で、ボブの傍らには妻のリタ・マーリーも心地よさそうにそのサウンドに心を預けて身体を揺らしている様子が映し出されています。
これだけでもディテールへのこだわりが窺えますが、このセッションシーンは70年代のマイクを使用しバンドの即興演奏を録音しています。偉大過ぎるほどの伝説的ミュージシャンであるボブ・マーリーになりきるため、やはり長い時間と多大な努力を要したというキングズリーは、ボブらしい見た目を手に入れるための減量に加え、ギターの弾き方やボブのパフォーマンスを形作る独特な動きや音を学んだ日々を次のように振り返ります。「これほどの長期間にわたって、一つのことに没頭するのは初めての経験だった。ボブ漬けの毎日だった。インタビュー記録を見て、発言を理解するのにも時間がかかった。彼は詩人のように話す。その流れを本質的に汲み取るよう心がけていたら、1年以上かかってしまった。でもそのプロセスにより、ボブの本当の声が聞こえるようになるのだと信じてほしい。」
ボブ・マーリーの息子でプロデューサーのジギー・マーリーは、『エクソダス』こそ父親の個性を表し、あらゆるジャンルの音楽に門戸を開いていた証拠だと考えており、「音楽的な話をすると、父は決して境界を立てて隔てることがなかった。音楽を作るには心を開いている必要があり、父はそのような人だったと思う」と語ります。今回解禁された映像も、まさにこのコメントを象徴するシーンに仕上がっていることが垣間見られ、レゲエやHIOHOPカルチャーから生まれた「バイブス」の源も感じさせてくれます。
体の使い方や指先の動きに至るまで精緻に再現され、目の前でボブ・マーリーを見ているかのようなパフォーマンスと、「すべてうまくいく」というポジティブで力強いメッセージをぜひ劇場で見届けてください。
ボブの命日である本日5/11(土)に、YouTubeでMV/Liveスペシャルの配信が決定しました!
21時よりユニバーサル ミュージック洋楽のYouTubeチャンネルにてボブ・マーリーのライブ映像やミュージック・ビデオがプレミア公開されます。配信ではチャット欄も解放されるので、映画への期待やボブ・マーリーについてなど、他のファンと一緒に盛り上がることができます。アーカイブはされないので、お見逃しなく。
▼YouTubeはこちらから
https://umj.lnk.to/bobmarlyYT