MUSIC
“何も心配ないさ。
すべてはうまくいく”
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「Jamming /ジャミング」(1977年)
作曲:ボブ・マーリー
ジャマイカの方言で“集まること”や“祝うこと”を意味したこの曲は、UKシングル・チャートで9位を獲得したヒット曲。また、映像は1978年6月8日にボストンのミュージック・ホールで撮影されたライヴ映像をアニメーションと独自の編集技術によって再構築したもので、2021年に公開されたものとなっている。
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「Exodus/ エクソダス」(1977年)
作曲:ボブ・マーリー
アルバム『Exodus』の表題曲で、「自分たちがどこへ向かうのか知っている。自分たちがどこから来たのかも分かっている。俺たちはバビロンを去るんだ」と新たな精神的祖国を求めることを歌った楽曲。この映像は1977年にロンドンのレインボウ・シアターで行われたコンサートの模様となっている。
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「Three Little Birds /3羽の小鳥」(1977年)
作曲:ボブ・マーリー
米TIME誌によって“20世紀最高のアルバム”と称された1977年発売の名盤アルバム『Exodus』収録曲。アルバムのリードシングルではなかったが、「どんなことだって、きっとうまくいく」( Don't worry about a thing. 'Cause every little thing is gonna be alright)というフレーズとともに徐々に人気を獲得していき、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの楽曲の中でSpotifyにて最も再生されている楽曲となっている(約9.4億回再生)。
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「One Love/ワン・ラヴ」(1977年)
作曲:ボブ・マーリー、カーティス・メイフィールド
伝記映画のタイトルにもなった楽曲。ヨーロッパ各国でTOP5入りを果たすヒットを記録した。ミュージック・ビデオはボブ・マーリーの没後となる1984年に発売されたベスト盤『Legend』のために制作されたもので、生前のボブの映像とともに、ポール・マッカートニーやバナナラマ、ザ・スペシャルズ、アスワドやミュージカル・ユースのメンバーがカメオ出演している。
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「Get Up, Stand Up/ゲット・アップ・スタンド・アップ」(1973年)
作曲:ボブ・マーリー、ピーター・トッシュ
ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズと名乗る前、「ザ・ウェイラーズ」名義の時に発売された楽曲。ハイチを訪れたボブが島の人々の貧困を目の当たりにしたことをきっかけに書かれたと言われている曲で、「満たされることを来世まで待つな、この地上で自由となり幸せになるのは権利だ」と立ち上がることを歌ったメッセージソングとなっている。
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「I Shot the Sheriff/アイ・ショット・ザ・シェリフ」(1973年)
作曲:ボブ・マーリー
当初は70年代初期に同胞であるラスタ達を攻撃する警官について書くつもりだったが、ウェスタン映画のような物語に置き換え比喩的に歌っている。この曲は、エリック・クラプトンが1974年にカバーしたヴァージョンも人気となり、クラプトン唯一の全米シングルチャート1位を獲得し、アメリカでのボブ・マーリーの知名度を上げるのに一役買った。