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ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズが、心躍るパフォーマンスでデビューを掴む!未来への希望にあふれ、ひたすらに明るい、運命を変えた“レゲエの源泉”!
ジャマイカで大ヒットを記録した♪「Simmer Down」歌唱シーンが解禁しました!!

デビュー前のボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズが、ジャマイカの音楽スタジオ・スタジオワンへ生パフォーマンスで売り込みにいく場面で、音楽プロデューサーのコクソン・ドッドに楽曲を披露するも「未熟だ。数年後に来い」と一蹴されます。しかしその場から立ち去られてしまうも諦めず、とっておきの勝負曲「Simmer Down」を披露するとスタジオの空気が一変します!
“落ち着いて カッとなるなよ 落ち着いて 争いが広がる”とピュアなメッセージを込めた歌詞が、明るくアップテンポに響き渡り、楽曲に心奪われたドッドは踵を返し、ブースの向こうからも飛び出さんばかりにノリノリで晴れて録音が決定します。
“レゲエミュージック”が確立する前、ジャマイカでは“ロックステディ”や“スカ”と呼ばれる音楽がポピュラーで、その潮流に乗ってきた新たなヤングスターの1曲は、その後ヒットチャート1位を獲得!ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズはスターダムへの第一歩を踏み出し、アーティストとして洗練されるなかで“レゲエ”の発展を牽引する存在となって世界へと羽ばたいていくことになります。

劇中で若き日のボブ・マーリーとリタ・マーリーを演じたのは、ジャマイカ人の若手俳優フアン・ダジャイ・ヘンリケニア・アシ。ティーンエイジャーらしい、粗削りながら希望ある未来を切り開かんとするエネルギッシュな2人を好演し、この先の様々な苦難とも向き合っていく晩年のシーンとの対比もあって、劇中でもひときわ輝きを放っています。
SNS上でも「映画観てこのシーンが一番テンション上がった。」「劇場でSimmer Down が流れた時鳥肌たった。元気ない人聞いてみてーちょっと元気になれるかも☺️」「途中から涙を堪えるのが必死だった。若かりし頃のボブ達が〝Simmer Down〟を演奏しコクソン・ドッドに認められた描写が良かったなぁ〜♬」と興奮の声が鳴りやみません。

レイナルド・マーカス・グリーン監督の前作『ドリームプラン』でもタッグを組んだ撮影監督のロバート・エルスウィットは、後に描かれる夫婦愛・家族愛の強さの源となる、互いに惹かれ合いはじめる爽やかなラブストーリーも見事に演じてみせた2人に、「本当に見事だった。ボブとリタの夫婦関係は、間違いなく本作で感情に訴える中心的要素だ。お互いに見つめ合っている様子を観るだけでも偉業と言える。フアンとニアは本当に素晴らしかった。」と称賛の言葉を送ります。
フアンとニアの2人も、偽りのないロマンチックな絆で結ばれたボブとリタを演じることを、素晴らしい機会だったと誇りに思っているそうで、ニア・アシは「私自身もジャマイカの血を引いているので、なまりを含む話し方をするジャマイカ人役のオーディションを受けられることは光栄なことだと思う。特に、ラスタファリ主義者を演じられることはさらに光栄なことだった。自分の家庭のような温かみがあり誠実な脚本だった。」と喜びと共に胸を張ります。

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの運命を変えることとなった名曲をぜひ劇場で見届けてください。